「格安SIMに乗り換えたいけれど、手続きが複雑そう」「MNP予約番号って必要なの?」と悩んでいませんか。
実は、2023年5月以降、携帯電話番号を引き継ぐ乗り換え(MNP)でもMNP予約番号なしで手続きできるようになりました。これにより、格安SIMへの乗り換えは以前より格段に簡単になっています。
本記事では、格安SIMに乗り換える具体的な手順から必要なもの、新しいMNPワンストップ方式の詳細まで、初心者の方でも安心して乗り換えられるよう徹底解説します。月々のスマホ代を数千円削減できるチャンスを、ぜひこの機会につかんでください。
格安SIMへの乗り換えはMNP予約番号なしで可能に
2023年5月24日から、総務省の方針により「MNPワンストップ」という新しい制度が開始されました。
この制度により、従来必要だったMNP予約番号の取得が不要になり、乗り換え先の格安SIMで申し込むだけで手続きが完了するようになりました。
MNPワンストップとは何か
MNPワンストップとは、転出元の通信事業者でのMNP予約番号取得を省略し、転入先の通信事業者のみで手続きを完結できる仕組みです。
従来のMNP手続きでは、以下の2ステップが必要でした。
- 現在契約中の通信事業者でMNP予約番号を取得する
- 乗り換え先の通信事業者でMNP予約番号を入力して申し込む
MNPワンストップでは、乗り換え先での申し込み時に現在の契約情報を入力するだけで、転出手続きも自動的に行われます。
手続きの時間が大幅に短縮され、ユーザーの負担が軽減されました。
MNPワンストップ対応事業者一覧
MNPワンストップに対応している主な格安SIM事業者は以下の通りです。
主要な対応事業者
- 楽天モバイル
- ahamo(アハモ)
- LINEMO(ラインモ)
- povo(ポヴォ)
- UQモバイル
- ワイモバイル
- mineo(マイネオ)
- IIJmio(アイアイジェイミオ)
- イオンモバイル
- NUROモバイル
2024年12月時点で、主要な格安SIM事業者のほとんどがMNPワンストップに対応しています。
ただし、一部のMVNO(仮想移動体通信事業者)では未対応の場合もあるため、申し込み前に公式サイトで確認することをおすすめします。
従来のMNP予約番号方式との違い
MNPワンストップと従来のMNP予約番号方式の違いを整理します。
手続きの流れの比較
従来方式では、現在の通信事業者に電話やWebで連絡し、MNP予約番号を発行してもらう必要がありました。この番号には15日間という有効期限があり、期限内に乗り換え先で手続きを完了させなければなりませんでした。
MNPワンストップでは、乗り換え先の格安SIMで申し込む際に、現在の契約情報(電話番号、契約者名など)を入力するだけです。転出手続きは自動的に行われるため、有効期限を気にする必要もありません。
メリットの違い
従来方式のデメリットは、手続きの煩雑さと時間的制約でした。MNP予約番号の取得に電話で30分以上待たされることもあり、引き止めのための説明を受けることも少なくありませんでした。
MNPワンストップでは、こうした煩わしさが一切なくなりました。自分の好きなタイミングで、オンラインで完結できるため、仕事や家事の合間に手続きを進められます。
MNPワンストップが使えない場合の対処法
すべてのケースでMNPワンストップが使えるわけではありません。
対応していない格安SIMへ乗り換える場合や、特定の契約形態の場合は、従来通りMNP予約番号の取得が必要です。
MNP予約番号が必要なケース
- 乗り換え先がMNPワンストップ未対応の事業者
- 法人契約から個人契約への変更
- 一部の特殊なプラン契約
このような場合は、現在契約中の通信事業者に連絡してMNP予約番号を取得してください。取得方法は、電話、店舗、Webサイトのマイページなど複数の方法があります。
大手キャリアの場合、Webサイトのマイページから24時間いつでも取得できるため、電話での待ち時間を避けたい方にはこの方法がおすすめです。
格安SIMに乗り換える前の準備と確認事項
スムーズに乗り換えを進めるために、事前の準備と確認が重要です。
必要なものを揃え、現在の契約内容を確認しておくことで、手続き中のトラブルを防げます。
現在の契約内容の確認ポイント
乗り換える前に、現在の契約について以下の項目を確認してください。
確認すべき重要事項
契約期間の縛りと解約金の有無を確認しましょう。2019年10月以降に契約したプランであれば、多くの場合、解約金は廃止または大幅に減額されています。
ただし、古いプランを継続している場合は、1万円前後の解約金が発生する可能性があります。
端末の分割払いが残っている場合、残債の支払い方法を確認してください。解約後も分割払いを継続できる場合がほとんどですが、一括払いを求められるケースもあります。
キャリアメールのアドレスを使用している場合、乗り換え後も継続利用するか決めましょう。大手キャリアでは、月額330円程度でメールアドレスを持ち運べる「メール持ち運びサービス」を提供しています。
ポイントやクーポンの残高も確認してください。特にdポイント、auポイント、PayPayポイントなどは、乗り換え前に使い切るか、継続利用できるよう手続きが必要です。
SIMロック解除が必要かチェック
現在使用中のスマートフォンを格安SIMでも使い続ける場合、SIMロックの状態を確認する必要があります。
SIMロックとは
SIMロックとは、特定の通信事業者のSIMカードしか使えないよう、端末に施された制限のことです。
2021年10月以降に発売された端末は、原則としてSIMロック解除済みの状態で販売されています。それ以前に購入した端末は、SIMロックがかかっている可能性があります。
SIMロック解除の確認方法
iPhoneの場合、「設定」→「一般」→「情報」で「SIMロック」の項目を確認してください。「SIMロックなし」と表示されていれば、解除済みです。
Androidの場合、「設定」→「デバイス情報」→「SIMカードステータス」で確認できます。メーカーや機種により表示方法が異なる場合があります。
SIMロック解除の手続き
SIMロックがかかっている場合、各キャリアのWebサイトのマイページから無料で解除できます。店舗での手続きは手数料3,300円が発生するため、Webでの手続きをおすすめします。
ドコモの場合は「My docomo」、auは「My au」、ソフトバンクは「My SoftBank」からそれぞれ手続き可能です。
使用中のスマホが乗り換え先で使えるか確認
SIMロックを解除しても、端末が乗り換え先の格安SIMで使えるとは限りません。
各格安SIM事業者は、動作確認済み端末のリストを公式サイトで公開しています。
確認すべき対応周波数帯(バンド)
スマートフォンは、特定の周波数帯(バンド)の電波を受信することで通信します。キャリアごとに使用する周波数帯が異なるため、端末の対応状況を確認する必要があります。
ドコモ回線の格安SIMでは、Band 1、Band 3、Band 19が重要です。特にBand 19はプラチナバンドと呼ばれ、建物内や地下でも電波が届きやすくなります。
au回線では、Band 1、Band 18/26が必須です。Band 18/26もプラチナバンドで、これに非対応の端末は地方や建物内で圏外になりやすくなります。
ソフトバンク回線では、Band 1、Band 3、Band 8が重要です。Band 8がプラチナバンドに相当します。
動作確認済み端末リストの活用
各格安SIM事業者の公式サイトには、動作確認済み端末のリストが掲載されています。自分の端末の型番を検索し、対応状況を確認してください。
リストに掲載されていない端末でも使える可能性はありますが、自己責任での利用となります。トラブルを避けるため、動作確認済みの端末を使うことを強く推奨します。
必要な書類と情報の準備
格安SIMへの乗り換え申し込みには、本人確認書類などが必要です。
事前に準備しておくことで、手続きをスムーズに進められます。
本人確認書類
運転免許証が最も一般的で、手続きが簡単です。マイナンバーカードも利用できますが、通知カードは本人確認書類として認められません。
パスポート、健康保険証、住民基本台帳カードなども使用できますが、追加書類が必要になる場合があります。
本人確認書類に記載された住所が現住所と異なる場合、公共料金の領収書や住民票などの補助書類が必要です。
クレジットカードまたは銀行口座
多くの格安SIM事業者では、クレジットカードでの支払いが基本です。本人名義のクレジットカードを用意してください。
一部の事業者では、口座振替やデビットカードでの支払いにも対応していますが、選択肢が限られます。
楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイルなどは口座振替に対応しています。
MNP予約番号(必要な場合)
MNPワンストップ対応事業者への乗り換えでは不要ですが、未対応の事業者へ乗り換える場合は取得が必要です。
有効期限は15日間ですが、多くの格安SIM事業者では「有効期限が10日以上残っている状態」での申し込みを求めています。
取得後は速やかに手続きを進めてください。
メールアドレス
キャリアメール以外のメールアドレスが必要です。Gmailやヤフーメールなどのフリーメールアドレスを用意してください。
キャリアメールは解約後に使えなくなるため、連絡先としては使えません。
Wi-Fi環境
申し込み手続きや、乗り換え後の初期設定にはインターネット接続が必要です。自宅のWi-Fiや、カフェなどの無料Wi-Fiを利用できる環境を確保してください。
モバイルデータ通信だけで手続きを進めると、通信量が多くなり、速度制限にかかる可能性があります。
格安SIMの選び方と比較ポイント
数多くある格安SIM事業者の中から、自分に合ったサービスを選ぶためのポイントを解説します。
料金だけでなく、通信品質やサービス内容も重要な判断基準です。
月額料金とデータ容量のバランス
格安SIMの最大のメリットは、月額料金の安さです。
しかし、単純に安いだけで選ぶのではなく、自分のデータ使用量に合ったプランを選ぶことが重要です。
データ使用量の把握方法
現在のスマートフォンで、1カ月あたりどれくらいのデータ通信量を使用しているか確認してください。
iPhoneの場合、「設定」→「モバイル通信」で現在の期間のデータ使用量が確認できます。Androidでは「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データ使用量」で確認可能です。
大手キャリアの場合、マイページでも月々のデータ使用量を確認できます。
使用量別のおすすめプラン目安
月3GB以下の場合、990円前後で利用できるプランがおすすめです。楽天モバイル、LINEMO、povoなどが該当します。
月3〜10GBの場合、1,500〜2,500円程度のプランが適切です。UQモバイル、ワイモバイル、mineoなどが選択肢になります。
月10〜20GBの場合、2,500〜3,500円程度のプランを検討してください。ahamo、LINEMO、IIJmioなどが該当します。
月20GB以上使用する場合、無制限プランや大容量プランがお得です。楽天モバイルの無制限プラン(月額3,278円)や、ahamoの100GBプラン(月額4,950円)などがあります。
段階制プランと定額制プランの違い
楽天モバイルのように、使った分だけ支払う段階制プランは、月によってデータ使用量が変動する方に向いています。
一方、定額制プランは毎月の料金が一定で、予算管理がしやすいメリットがあります。
自分の利用パターンに合わせて選択してください。
通信速度と回線品質の見極め方
格安SIMは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、時間帯によって通信速度が低下することがあります。
MVNOとサブブランドの違い
格安SIMには、大きく分けてMVNO(仮想移動体通信事業者)とサブブランドの2種類があります。
MVNOは、大手キャリアから回線を借りてサービスを提供する事業者です。mineo、IIJmio、イオンモバイルなどが該当します。料金は安いですが、昼休みや夕方の混雑時に速度が低下しやすい傾向があります。
サブブランドは、大手キャリアが直接運営する格安ブランドです。UQモバイル(au系列)、ワイモバイル(ソフトバンク系列)、ahamo(ドコモ系列)、LINEMO(ソフトバンク系列)などが該当します。
MVNOより料金はやや高めですが、通信速度が安定しており、混雑時でも快適に使えます。
通信速度の目安
動画視聴には5〜10Mbps程度の速度があれば十分です。Web閲覧やSNS利用なら1〜3Mbpsでも問題ありません。
MVNOでは、平日昼12時台に1Mbps以下まで速度が低下することがあります。この時間帯に頻繁にスマートフォンを使用する方は、サブブランドの選択を検討してください。
通信速度の実測値は、「みんなのネット回線速度」などのサイトで確認できます。
通話料金とかけ放題オプション
格安SIMの基本プランには、通常、音声通話の無料分は含まれていません。
通話をよく利用する方は、かけ放題オプションの加入を検討してください。
通話料金の基本
一般的な格安SIMの通話料は、30秒あたり22円です。10分間通話すると440円かかる計算になります。
専用アプリを使用することで、30秒あたり11円に半額になる場合があります。楽天モバイル、IIJmio、mineoなどが専用アプリを提供しています。
かけ放題オプションの種類
5分かけ放題は、月額500〜800円程度で、1回5分以内の通話が何度でも無料になります。短い通話を頻繁にする方に適しています。
10分かけ放題は、月額700〜900円程度で、1回10分以内の通話が無料です。ちょっとした用件の連絡に便利です。
完全かけ放題は、月額1,500〜2,000円程度で、時間制限なしで通話できます。長時間通話する方や、仕事で頻繁に電話をかける方におすすめです。
LINE通話の活用
プライベートの連絡であれば、LINE通話やFaceTimeオーディオなどの無料通話アプリを活用することで、通話料を節約できます。
これらのアプリはデータ通信を使用するため、Wi-Fi環境下であれば完全無料で利用できます。
契約期間の縛りと解約金の有無
格安SIMの多くは、契約期間の縛りや解約金がありません。
ただし、一部の事業者やプランでは注意が必要です。
契約期間の種類
最低利用期間が設定されている場合、その期間内に解約すると違約金が発生します。主に音声通話SIMで、6カ月〜1年程度の最低利用期間が設けられていることがあります。
契約期間の自動更新がある場合、2年や3年ごとに更新月以外での解約に違約金がかかります。ただし、格安SIMでこのタイプは少数派です。
縛りなしの場合、いつ解約しても違約金は発生しません。多くの格安SIMがこのタイプです。
解約金の相場
解約金が発生する場合、1,000〜10,000円程度が一般的です。
契約前に必ず確約款や料金表で確認してください。
MNP転出手数料
以前は他社へ乗り換える際にMNP転出手数料(3,000円程度)がかかりましたが、2021年4月以降、大手キャリアも含めてほとんどの事業者で無料化されています。
現在ではMNP転出手数料を請求する事業者はほぼありません。
サポート体制と店舗の有無
格安SIMの多くはオンライン専用で、店舗を持たないことで料金を抑えています。
スマートフォンの操作に不安がある方は、店舗サポートがある事業者を選ぶことも検討してください。
サポート形態の種類
オンラインのみのサポートでは、チャット、メール、電話でのサポートを提供しています。店舗がない分、料金が安い傾向があります。
楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイルなどは、全国に店舗を展開しており、対面でのサポートを受けられます。初期設定や操作方法の説明を直接受けたい方におすすめです。
イオンモバイルは、全国のイオン店舗でサポートを受けられます。買い物ついでに相談できる便利さがあります。
サポートの質の見極め方
契約前に、チャットサポートで質問してみることで、対応の速さや丁寧さを確認できます。
口コミサイトやSNSでの評判も参考になりますが、個人の主観が含まれるため、複数の情報源を確認することが重要です。
格安SIMへの乗り換え手順を詳しく解説
実際の乗り換え手順を、ステップごとに詳しく説明します。
初めての方でも迷わず手続きを進められるよう、注意点も含めて解説します。
ステップ1:乗り換え先の格安SIMを選ぶ
前章で説明した比較ポイントを踏まえ、自分に最適な格安SIMを選択してください。
選択時の最終チェックリスト
月額料金とデータ容量が自分の使用量に合っているか再確認してください。
現在使用中のスマートフォンが動作確認済み端末リストに含まれているか確認してください。
必要な通話オプションが提供されているか確認してください。
サポート体制が自分のニーズに合っているか確認してください。
初期費用やキャンペーン内容を確認してください。
キャンペーンの活用
多くの格安SIM事業者では、乗り換えユーザー向けのキャンペーンを実施しています。
ポイント還元、月額料金の割引、端末代金の割引などが一般的です。公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認してください。
ただし、キャンペーンの適用条件(契約期間、オプション加入など)をよく確認し、自分にとって本当にお得かを見極めることが重要です。
ステップ2:MNP予約番号を取得する(必要な場合)
MNPワンストップ未対応の事業者へ乗り換える場合のみ、この手順が必要です。
各キャリアでのMNP予約番号取得方法
ドコモの場合、「My docomo」にログインし、「契約内容・手続き」から「携帯電話番号ポータビリティ予約」を選択してください。電話での取得は、ドコモ携帯から151、一般電話から0120-800-000(午前9時〜午後8時)へかけてください。
auの場合、「My au」にログインし、「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容 / 手続き」→「お問い合わせ / お手続き」→「MNPご予約」から手続きできます。電話は、au携帯から157、一般電話から0077-75470(午前9時〜午後8時)です。
ソフトバンクの場合、「My SoftBank」にログインし、「設定・申込」→「契約者情報の変更」→「番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」から手続きしてください。電話は、ソフトバンク携帯から*5533、一般電話から0800-100-5533(午前9時〜午後8時)です。
楽天モバイル、格安SIMからの転出の場合も、各社のマイページまたは電話で手続きできます。
MNP予約番号取得時の注意点
有効期限は発行日を含めて15日間です。多くの格安SIM事業者では、申し込み時点で有効期限が10日以上残っている必要があります。
取得直後に申し込み手続きを進めることをおすすめします。
引き止めの案内を受ける場合がありますが、乗り換えを決めているなら丁寧に断ってください。
取得したMNP予約番号と有効期限は必ずメモしておいてください。
ステップ3:格安SIMへの申し込み手続き
選んだ格安SIM事業者の公式サイトから申し込みを行います。
オンライン申し込みの流れ
公式サイトの「申し込み」または「お申し込みはこちら」ボタンをクリックしてください。
プラン選択画面で、データ容量、音声通話の有無、オプションなどを選択してください。
MNP(番号そのままで乗り換え)か新規契約かを選択してください。MNPワンストップ対応事業者の場合、現在の契約情報を入力する画面が表示されます。未対応の場合は、MNP予約番号と有効期限を入力してください。
本人確認書類をアップロードしてください。運転免許証の場合、表面と裏面の写真を撮影し、アップロードします。画像が不鮮明だと再提出を求められるため、明るい場所で撮影してください。
契約者情報(氏名、生年月日、住所など)を入力してください。本人確認書類と一致する情報を正確に入力することが重要です。
支払い方法を選択し、クレジットカード情報または口座情報を入力してください。
入力内容を確認し、申し込みを完了してください。
申し込み完了後の流れ
申し込み完了後、本人確認審査が行われます。通常、数時間〜1営業日程度で完了しますが、書類に不備がある場合は時間がかかります。
審査完了後、SIMカードまたはeSIMの設定情報が発送・送信されます。物理SIMカードの場合、通常2〜3日で自宅に届きます。
ステップ4:SIMカードの受け取りと確認
物理SIMカードを申し込んだ場合、自宅に郵送で届きます。
到着したSIMカードの確認事項
パッケージを開封し、SIMカードと同梱書類を確認してください。
SIMカードのサイズが自分のスマートフォンに適合しているか確認してください。最近のスマートフォンはほとんどがnanoSIMですが、念のため確認しましょう。
同梱されている設定ガイドや開通手続きの案内を確認してください。
SIMカードの取り扱い注意点
SIMカードのICチップ部分には触れないでください。汚れや傷がつくと正常に動作しなくなる可能性があります。
台紙から取り外す際は、慎重に行ってください。無理に引っ張るとSIMカードが破損します。
小さなお子様やペットの手の届かない場所に保管してください。
ステップ5:回線の開通手続き
SIMカードが届いたら、回線の開通手続きを行います。
この手続きにより、現在の通信事業者から新しい格安SIMへ回線が切り替わります。
開通手続きの方法
格安SIM事業者のマ
イページにログインし、「開通手続き」または「回線切替」のメニューを選択してください。
SIMカード台紙に記載されているSIMカード番号や、申し込み時に登録した電話番号を入力してください。
開通手続きを実行すると、通常5分〜30分程度で回線が切り替わります。
開通手続きのタイミング
開通手続きは、自分の好きなタイミングで実行できます。ただし、手続き中の数分〜30分程度は電話やデータ通信が使えなくなります。
緊急の連絡が入る可能性がある時間帯は避け、余裕のあるタイミングで手続きすることをおすすめします。
多くの事業者では、SIMカード到着から数日以内に開通手続きを行わないと、自動的に開通される仕組みになっています。自動開通のタイミングは事業者により異なるため、同梱書類で確認してください。
ステップ6:SIMカードの挿入と初期設定
開通手続きが完了したら、SIMカードをスマートフォンに挿入し、初期設定を行います。
SIMカードの挿入方法
スマートフォンの電源を切ってください。電源が入ったままSIMカードを抜き差しすると、故障の原因になる場合があります。
SIMトレイを取り出してください。iPhoneやAndroidの多くは、本体側面の小さな穴にSIMピン(またはクリップを伸ばしたもの)を差し込むとトレイが飛び出します。
古いSIMカードを取り外し、新しいSIMカードをトレイにセットしてください。向きや方向を間違えないよう、トレイの形状とSIMカードの形状を合わせてください。
SIMトレイをスマートフォン本体に戻してください。奥までしっかり押し込んでください。
APN設定の実施
電源を入れ、Wi-Fiに接続してください。
iPhoneの場合、多くの格安SIMでは自動的にAPN設定が行われます。自動設定されない場合は、格安SIM事業者のWebサイトから構成プロファイルをダウンロードしてインストールしてください。
Androidの場合、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」から、新しいAPNを追加してください。APNの設定値は、同梱書類または公式サイトに記載されています。
設定完了後、Wi-Fiをオフにして、モバイルデータ通信でインターネットに接続できるか確認してください。
動作確認
電話の発着信ができるか確認してください。自分の別の電話番号から発信したり、家族や友人に協力してもらったりして確認しましょう。
インターネット接続が正常にできるか、Webサイトを開いて確認してください。
SMSの送受信ができるか確認してください。
すべての機能が正常に動作することを確認できたら、乗り換え手続きは完了です。
eSIMを利用する場合の手順
物理SIMカードではなく、eSIM(本体内蔵型SIM)を選択した場合の手順を説明します。
eSIMのメリット
SIMカードの郵送を待つ必要がなく、最短で申し込み当日から利用開始できます。
物理的なSIMカードが不要なため、紛失や破損のリスクがありません。
デュアルSIM機能を使いやすく、仕事用とプライベート用で回線を使い分けられます。
eSIM対応端末の確認
eSIMを利用するには、対応端末が必要です。iPhone XS以降、Google Pixel 4以降、一部のAndroid端末などが対応しています。
自分の端末がeSIMに対応しているか、メーカーの公式サイトまたは格安SIM事業者の動作確認ページで確認してください。
eSIMの設定手順
格安SIM事業者のマイページにログインし、eSIMのプロファイルをダウンロードしてください。QRコードが表示される場合が多いです。
iPhoneの場合、「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」を選択し、QRコードをスキャンしてください。
Androidの場合、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「SIMカードをダウンロード」を選択し、QRコードをスキャンまたは手動でアクティベーションコードを入力してください。
プロファイルのインストールが完了したら、回線の開通手続きを行ってください。
APN設定が自動で行われない場合は、物理SIMと同様に手動で設定してください。
乗り換え後の注意点とトラブル対応
乗り換え後に確認すべき事項や、よくあるトラブルの対処法を説明します。
データ通信ができない場合
APN設定が正しく行われているか再確認してください。入力ミスがある場合、1文字違うだけでも接続できません。
モバイルデータ通信がオンになっているか確認してください。機内モードになっていないかも確認しましょう。
スマートフォンを再起動してみてください。設定が反映されていない場合、再起動で解決することがあります。
それでも解決しない場合、格安SIM事業者のサポートに問い合わせてください。
通話ができない場合
開通手続きが正常に完了しているか確認してください。マイページで開通状況を確認できます。
音声通話対応のSIMカードを契約しているか確認してください。データ専用SIMでは音声通話はできません。
電波の受信状況を確認してください。圏外や電波が弱い場所では通話できません。
スマートフォンを再起動してみてください。
SMSが届かない場合
SMS機能が契約に含まれているか確認してください。データ専用プランではSMSが使えない場合があります。
受信拒否設定がオンになっていないか確認してください。
送信元の電話番号が迷惑メッセージとしてブロックされていないか確認してください。
テザリングができない場合
契約プランでテザリングが利用可能か確認してください。一部のプランではテザリングに制限があります。
スマートフォンのテザリング設定がオンになっているか確認してください。
APN設定でテザリング用のAPNタイプが正しく設定されているか確認してください。Androidの場合、「dun」というAPNタイプの追加が必要な場合があります。
キャリアメールの移行と代替手段
格安SIMへ乗り換えると、基本的にキャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなど)は使えなくなります。
メール持ち運びサービスの利用
ドコモ、au、ソフトバンクでは、解約後もキャリアメールを継続利用できる「メール持ち運びサービス」を提供しています。
月額330円程度で、メールアドレスを維持できます。解約後31日以内に申し込む必要があるため、必要な方は早めに手続きしてください。
フリーメールへの移行
Gmail、Yahooメール、Outlookなどのフリーメールアドレスを取得することをおすすめします。
これらのメールアドレスは、通信事業者に関係なく永続的に使用でき、スマートフォンだけでなくパソコンやタブレットでも利用できます。
キャリアメールを使って登録していたWebサービスやアプリは、事前にフリーメールアドレスに変更しておくことが重要です。
重要な連絡先への通知
家族、友人、仕事関係者など、キャリアメールアドレスで連絡を取っていた相手には、事前に新しいメールアドレスを通知してください。
銀行、クレジットカード会社、ネットショッピングサイトなど、登録メールアドレスの変更が必要なサービスは、リストアップして順次変更してください。
データ移行と各種サービスの再設定
乗り換えに伴い、スマートフォン内のデータやアプリの設定を見直す機会にもなります。
連絡先のバックアップ
iPhoneの場合、iCloudで連絡先を同期していれば、新しい端末でも自動的に同期されます。
Androidの場合、Googleアカウントで連絡先を同期していれば、同様に引き継がれます。
同期設定をしていない場合は、乗り換え前に必ず連絡先のバックアップを取ってください。
アプリの引き継ぎ設定
LINE、ゲームアプリなど、機種変更時に引き継ぎ設定が必要なアプリは、事前に設定を完了してください。
LINEの場合、「設定」→「アカウント引き継ぎ」で、メールアドレスとパスワードを登録し、引き継ぎ許可をオンにしてください。
電子マネーアプリ(Suica、PayPayなど)も、残高の引き継ぎ設定を確認してください。
二段階認証の再設定
キャリアメールアドレスやSMSを使った二段階認証を設定しているサービスは、乗り換え前に認証方法を変更してください。
認証アプリ(Google Authenticatorなど)への変更がおすすめです。
前の通信事業者との完全解約確認
格安SIMへの乗り換えが完了したら、前の通信事業者との契約が正しく解約されているか確認してください。
解約確認の方法
前の通信事業者のマイページにログインし、契約状況を確認してください。MNP転出により自動的に解約されているはずです。
念のため、最終請求額を確認してください。日割り計算や、残っていた端末代金の一括請求などが含まれる場合があります。
解約完了の通知がメールや郵送で届く場合もあるため、確認してください。
SIMカードの返却
レンタル品であるSIMカードの返却を求める事業者もあります。返却が必要な場合、指定された期限内に返送してください。
返却しなくても違約金が発生しないケースが多いですが、事業者の規約を確認することをおすすめします。
ポイントやサービスの終了
前の通信事業者で貯めていたポイント(dポイント、Pontaポイントなど)は、解約後も引き続き利用できる場合があります。
ポイントプログラムへの登録状況を確認し、必要に応じて継続利用の手続きをしてください。
契約に付帯していたサービス(動画配信、音楽配信など)は解約と同時に利用できなくなります。継続したいサービスがあれば、個別契約への切り替えが必要です。
格安SIMを最大限活用するためのコツ
乗り換え後、格安SIMのメリットを最大限に活かすための使い方のコツを紹介します。
データ容量を節約する方法
格安SIMは大手キャリアに比べてデータ容量が少ないプランが中心です。
データ容量を効率的に使うことで、より安いプランで快適に利用できます。
Wi-Fiの積極活用
自宅のWi-Fi環境を整えることが最も効果的です。動画視聴、アプリのダウンロード、OSのアップデートなどはWi-Fi接続時に行いましょう。
外出先では、カフェ、コンビニ、駅、公共施設などの無料Wi-Fiスポットを活用してください。ただし、セキュリティの観点から、個人情報の入力や金融取引は避けましょう。
アプリのバックグラウンド通信制限
使っていないアプリが勝手にデータ通信を行うことがあります。
iPhoneの場合、「設定」→「モバイル通信」で、アプリごとにモバイルデータ通信のオン・オフを設定できます。
Androidの場合、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データ使用量」→「モバイルデータ使用」で、アプリごとのバックグラウンドデータを制限できます。
動画の画質設定
YouTubeやNetflixなどの動画アプリは、画質設定を下げることで大幅にデータ量を節約できます。
スマートフォンの小さな画面では、標準画質(480p)でも十分に視聴できます。高画質(1080p以上)は避けましょう。
データ圧縮機能の利用
一部のブラウザアプリには、データ圧縮機能が搭載されています。Webページの画像を圧縮して表示することで、データ通信量を削減できます。
Google Chromeのライトモードなどが該当します。
複数回線の使い分けテクニック
デュアルSIM対応のスマートフォンを使えば、2つの回線を1台の端末で使い分けられます。
デュアルSIMのメリット
メイン回線とサブ回線を使い分けることで、通信障害時のリスクヘッジになります。
仕事用とプライベート用で電話番号を分けられます。
通話はかけ放題のある回線、データ通信は安い回線というように、用途に応じて最適な回線を選択できます。
おすすめの組み合わせ例
楽天モバイル(データ無制限)とpovo(通話用)の組み合わせは、楽天モバイルをデータ通信メインに使い、povoは通話用として月額0円で維持する使い方ができます。
ahamo(メイン回線)とIIJmio(eSIMデータプラン)の組み合わせは、ahamoの20GBで足りない月だけ、IIJmioの格安データプランを追加する柔軟な使い方が可能です。
設定の注意点
デュアルSIMを使う場合、通話とデータ通信でどちらの回線を使うか、設定で明確に指定してください。
意図しない回線を使ってしまい、高額請求につながるリスクがあります。
家族での乗り換えでさらにお得に
家族全員で格安SIMに乗り換えることで、さらに大きな節約効果が得られます。
家族割引サービス
ワイモバイル、UQモバイルなどは、家族割引サービスを提供しています。2回線目以降が月額1,000円程度割引されるケースが多いです。
mineoでは、家族割引で1回線あたり55円の割引があります。割引額は小さいですが、回線数が多いほど効果的です。
データシェアプラン
IIJmioやmineoでは、複数回線でデータ容量をシェアできるプランがあります。
家族内で余ったデータ容量を融通し合えるため、無駄なく使えます。
支払いの一本化
家族全員の支払いを1つのクレジットカードにまとめることで、管理が楽になります。
ポイント還元も1つのカードに集約されるため、お得です。
トラブル時の問い合わせ先一覧
格安SIMでトラブルが発生した場合の問い合わせ先をまとめておくと便利です。
各事業者のサポート窓口
契約した格安SIM事業者の公式サイトで、サポート窓口(電話番号、チャット、メール)を確認してください。
問い合わせ前に、契約者情報(電話番号、契約者名、生年月日など)を手元に用意しておくとスムーズです。
よくある質問(FAQ)の活用
多くのトラブルは、公式サイトのFAQページで解決方法が見つかります。
問い合わせ前にFAQを確認することで、待ち時間なく解決できる場合があります。
端末メーカーのサポート
端末自体の故障や不具合の場合、格安SIM事業者ではなく端末メーカーに問い合わせる必要があります。
iPhoneの場合はAppleサポート、Androidの場合は各メーカー(Sony、Samsung、Google、Sharpなど)のサポートに連絡してください。
格安SIM乗り換えに最適なタイミング
いつ乗り換えるのが最もお得かを考えることも重要です。
タイミングを見極めることで、余計な費用を抑えられます。
月末と月初どちらがお得か
乗り換えのタイミングによって、二重に月額料金が発生する可能性があります。
大手キャリアの解約日の扱い
ドコモ、au、ソフトバンクともに、解約月の月額料金は日割り計算されず、1カ月分満額請求されます。
つまり、月の初めに解約しても、月末に解約しても、支払う金額は同じです。
この仕組みを考えると、月末に近いタイミングで乗り換えるのが損をしません。
格安SIMの初月料金
格安SIMの多くは、初月の月額料金が日割り計算されます。
そのため、いつ契約してもその月の料金は利用日数分だけです。
総合的に考えると、前の通信事業者の月末近くに乗り換えを完了させるのが、最も無駄がありません。
具体的な推奨タイミング
月の20日〜25日頃に申し込み、月末までに開通手続きを完了させるのが理想的です。
ただし、月末ギリギリだと、配送の遅れなどで翌月にずれ込むリスクがあります。余裕を持ったスケジュールで進めてください。
キャンペーン期間を狙う方法
格安SIM事業者は、定期的にお得なキャンペーンを実施しています。
キャンペーンの種類
ポイント還元キャンペーンでは、楽天ポイント、PayPayポイント、dポイントなどが数千円分〜数万円分もらえます。
月額料金割引キャンペーンでは、契約後数カ月間、月額料金が割引されます。
端末セット購入割引では、格安SIMとスマートフォンをセットで購入すると、端末代金が大幅に割引されます。
キャンペーン情報の収集方法
各格安SIM事業者の公式サイトやメールマガジンで、最新のキャンペーン情報を確認してください。
比較サイトやレビューサイトでも、お得なキャンペーン情報がまとめられています。
SNS(TwitterやInstagram)で格安SIM事業者の公式アカウントをフォローすると、期間限定キャンペーンの情報をいち早く入手できます。
キャンペーンの注意点
キャンペーンの適用条件をよく確認してください。最低利用期間、オプション加入、ポイント付与時期などの条件がある場合があります。
過度にキャンペーンを重視しすぎると、本来不要なオプションに加入してしまい、かえって高くつく可能性があります。
キャンペーンはあくまで付加価値と考え、基本のプラン内容とサービス品質を最優先に選びましょう。
端末の買い替えと同時に乗り換えるメリット
スマートフォンを新しく購入するタイミングで格安SIMに乗り換えると、いくつかのメリットがあります。
SIMロックを気にしなくて済む
新しく購入する端末はSIMフリー(またはSIMロック解除済み)なので、格安SIMでの動作を心配する必要がありません。
端末セット購入の割引
格安SIM事業者でスマートフォンとSIMをセット購入すると、端末代金が大幅に割引されることがあります。
特にAndroid端末は、大手家電量販店で購入するより安く入手できる場合が多いです。
初期設定が簡単
新しい端末に最初から格安SIMを入れるため、SIMカードの入れ替えやAPN設定が初期セットアップの一部として完了します。
古い端末の下取り
一部の格安SIM事業者では、古い端末の下取りサービスを提供しています。
下取り価格分をポイントや割引として還元してもらえます。
年間を通じたおすすめ時期
1年の中で、格安SIMへの乗り換えに特におすすめの時期があります。
春の新生活シーズン(3月〜4月)
進学、就職、転勤などで新生活を始める人が多い時期です。格安SIM事業者は、この時期に大規模なキャンペーンを実施します。
新規顧客獲得を目指して、ポイント還元額や割引額が1年で最も大きくなる傾向があります。
秋の需要期(9月〜10月)
新型iPhoneの発売時期に合わせて、各社がキャンペーンを展開します。
端末セット購入の割引が充実するため、機種変更と同時に乗り換えを検討している方に最適です。
年末年始(12月)
年末商戦として、期間限定の特別キャンペーンが実施されることがあります。
ただし、年末年始は配送が遅れる可能性があるため、早めに申し込むことが重要です。
避けたほうが良い時期
大型連休(ゴールデンウィーク、お盆)は、サポート窓口の営業日が限られ、トラブル時の対応が遅れる可能性があります。
急ぎで乗り換える必要がなければ、連休を避けるのが無難です。
格安SIM乗り換えでよくある質問と回答
初めて格安SIMに乗り換える方から寄せられる、よくある質問にお答えします。
乗り換えにかかる日数と即日開通の可否
乗り換えにかかる期間は、選択する方法によって異なります。
物理SIMカードの場合
オンラインで申し込んでから、SIMカードが自宅に届くまで2〜3日程度かかります。
申し込み時に本人確認書類に不備があると、さらに時間がかかります。
SIMカード到着後、自分で開通手続きを行うため、申し込みから利用開始まで最短で3日程度、通常は5〜7日程度を見込んでおくと安心です。
eSIMの場合
eSIM対応の格安SIMを選べば、オンラインで申し込み後、最短で当日から利用開始できます。
本人確認審査がオンラインで完結し、審査通過後すぐにeSIMプロファイルをダウンロードできるためです。
急いで乗り換えたい方は、eSIM対応の事業者を検討してください。
店舗での即日開通
楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイルなどは全国に店舗があり、店舗で申し込めば即日開通できます。
本人確認書類と支払い用のクレジットカードまたはキャッシュカードを持参し、店舗で手続きすれば、その場でSIMカードを受け取り、開通できます。
ただし、店舗は週末や夕方に混雑するため、待ち時間が長くなる可能性があります。
現在の電話番号を引き継げない場合はあるか
基本的に、音声通話可能な携帯電話番号であれば、MNPで引き継ぎ可能です。
引き継ぎできない番号
固定電話番号(03や06から始まる番号)は、MNPできません。
IP電話番号(050から始まる番号)も、基本的にMNPできません。
データ専用SIMで使っていた番号も、音声通話機能がないため引き継げません。
名義が異なる場合
MNPは、転出元と転入先で契約者名義が同一である必要があります。
家族名義の回線を自分名義に変更したい場合、まず現在の通信事業者で名義変更手続きを行ってから、MNPを申し込んでください。
名義変更には手数料(2,000〜3,000円程度)がかかります。
クレジットカードなしでも契約できるか
多くの格安SIMはクレジットカード払いが基本ですが、一部の事業者では他の支払い方法にも対応しています。
口座振替対応の主な事業者
楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイルは口座振替に対応しています。
ただし、口座振替の場合、オンライン申し込みではなく店舗での手続きが必要だったり、手数料が発生したりする場合があります。
事前に各社の公式サイトで詳細を確認してください。
デビットカード対応
楽天モバイルは、楽天銀行デビットカードとスルガ銀行デビットカードに対応しています。
その他の事業者では、デビットカードが使えない、または使えても一部のカードに限られます。
プリペイド方式
povoは基本料金0円で、必要に応じて都度データ容量をトッピング(追加購入)する形式です。
コンビニで購入できるプリペイドカードやギフトカードで支払えるため、クレジットカード不要で利用できます。
海外で使えるのか
格安SIMでも、国際ローミングに対応している事業者があります。
国際ローミング対応事業者
楽天モバイルは、追加料金なしで海外69の国と地域で月2GBまで利用できます。
ahamoは、追加料金なしで海外82の国と地域で月20GBまで利用できます。
ワイモバイルやUQモバイルも国際ローミングに対応していますが、別途料金
が発生します。
対応していない事業者
多くのMVNO(mineo、IIJmio、イオンモバイルなど)は、国際ローミングに対応していません。
海外で頻繁にスマートフォンを使う方は、国際ローミング対応の事業者を選ぶか、現地SIMカードやWi-Fiレンタルを利用してください。
通信速度は大手キャリアと比べてどうか
格安SIMの通信速度は、事業者の種類やタイプによって大きく異なります。
サブブランドの速度
UQモバイル、ワイモバイル、ahamo、LINEMOなどのサブブランドは、大手キャリアとほぼ同等の通信速度です。
混雑時でも速度低下が少なく、快適に利用できます。
MVNOの速度
mineo、IIJmio、イオンモバイルなどのMVNOは、平日昼12時台や夕方18〜19時台に速度が低下しやすい傾向があります。
この時間帯に1Mbps以下まで落ち込むこともあり、動画視聴や大きなファイルのダウンロードは難しくなります。
ただし、早朝、深夜、休日などの空いている時間帯では、十分な速度が出ます。
楽天モバイルの速度
楽天モバイルは自社回線を持つMNO(移動体通信事業者)です。
楽天回線エリア内では、大手キャリアに近い速度で利用できます。ただし、楽天回線エリア外(パートナー回線エリア)では、月5GBまでの制限があります。
家族や友人への名義変更は可能か
格安SIMでも名義変更は可能ですが、事業者によって対応が異なります。
名義変更可能な事業者
楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイルなどは、店舗で名義変更手続きができます。
手数料は2,000〜3,000円程度です。
名義変更できない事業者
多くのMVNOでは、名義変更に対応していません。
この場合、一度解約して新規契約する必要があり、電話番号も変わってしまいます。
名義変更の予定がある方は、事前に対応可否を確認してください。
未成年者名義の場合
未成年者名義での契約は、事業者によって対応が異なります。
多くの事業者では、18歳以上であれば契約できますが、18歳未満の場合は親権者名義での契約が必要です。
格安SIM乗り換え後の見直しと最適化
乗り換え後も、定期的に契約内容を見直すことで、さらなる節約や快適な利用が可能です。
数カ月使ってみてプランを見直す
実際に使ってみると、当初想定していたデータ使用量と異なる場合があります。
データ使用量の確認
乗り換え後3カ月程度経過したら、毎月のデータ使用量を確認してください。
スマートフォンの設定画面やマイページで、月ごとのデータ使用量を確認できます。
プラン変更のタイミング
余裕を持ちすぎているプランであれば、より小さな容量のプランに変更することで、月額料金を節約できます。
逆に、毎月ギリギリで速度制限にかかってしまう場合は、ワンランク上のプランへの変更を検討してください。
多くの格安SIMでは、プラン変更手数料は無料で、翌月または即日で変更が適用されます。
オプションの見直し
契約時に加入したオプションで、実際には使っていないものはありませんか。
かけ放題オプション、端末保証、セキュリティサービスなど、不要なオプションは解約して月額料金を抑えましょう。
他社への乗り換えも視野に入れる
格安SIMは契約期間の縛りが少ないため、より良いサービスが出てきたら、気軽に乗り換えられます。
定期的な市場調査
半年から1年に一度は、他の格安SIM事業者のプランやキャンペーンを確認してみましょう。
新しいサービスや、よりお得なプランが登場している可能性があります。
乗り換えの判断基準
月額料金が現在より500円以上安くなる場合や、同じ料金でデータ容量が大幅に増える場合は、乗り換えを検討する価値があります。
通信速度に不満がある場合も、別の事業者への乗り換えで改善する可能性があります。
乗り換えコスト
ほとんどの格安SIMでは、解約金やMNP転出手数料が無料です。
新規契約時の事務手数料(3,000円程度)とSIMカード発行手数料(400円程度)が主なコストです。
キャンペーンのポイント還元などで、これらのコストを相殺できる場合も多くあります。
最新の通信サービスの活用
格安SIMでも、最新の通信技術やサービスを活用できます。
5G対応
多くの格安SIMが5G通信に対応しています。追加料金なしで5Gを利用できる事業者が増えています。
5G対応端末を持っていて、5Gエリア内で使用する機会が多い方は、5G対応の格安SIMを選びましょう。
eSIMの活用
物理SIMから後でeSIMに変更できる事業者もあります。
デュアルSIM運用を始めたい場合や、海外旅行時に現地eSIMを追加したい場合に便利です。
RCS(リッチコミュニケーションサービス)
RCSは、SMSの後継となる次世代メッセージングサービスです。
写真や動画の送受信、グループチャット、既読表示などができます。Android同士であれば、多くの格安SIMでRCSを利用できます。
格安SIMに乗り換える手順は、事前の準備をしっかり行えば決して難しくありません。MNPワンストップの導入により、以前より格段に簡単になりました。本記事で解説した手順に従って進めれば、スムーズに乗り換えが完了し、月々のスマホ代を大幅に削減できます。自分に合った格安SIMを選び、賢く通信費を節約しましょう。









